マツコに叩かれる横浜市民の横浜愛。横浜生まれ横浜育ちの私が受けて立つ。
横浜に住むこと19年。
多くのメディアに
「横浜市民はプライドが高い」
「出身地を聞くと必ず神奈川ではなく横浜と答えるのがイラつく」
などと叩かれていることを知る。
マツコにも鬼の形相で「横浜と戦うって決めたの!」宣戦布告までされてしまっている。
…受けて立とうではないか。
横浜市民を代表して私が横浜の魅力を語り尽くしてぐうの音も出ないほどにしてしまおうぞ!
まず知らない人には知ってもらいたい。
多くの人は小学校に入って初めて横浜市歌に出会うことになるだろう。
行事があるたびに体育館に元気な声を響かせてみんなで歌うのだ。
県歌ではない。市歌だ。
これによって士気ならぬ市気が鼓舞されて「私は神奈川県民ではなく横浜市民である」という大いに矛盾を抱えた認識を小学生のうちに植え付けられる。
さらに、驚くべきことに最近の小学校では横浜市歌をアレンジした曲に合わせてダンスまで踊る。もちろん私も踊った。
そしてなんと複数の横浜市の小学校が合同でそのダンスを踊るという行事まで催される。
その名も「Let's Dance With YOKOHAMA」
これまた港町の名に恥じない、グローバル意識をした英語であるところがポイントだ。
↓ちなみにこんな感じ
小学生たちの生き生きとした表情…は少し遠くて見えないがきっと横浜に生まれたことを誇りを抱くキラキラした面持ちだろう。
同じ横浜に住んでいる同じ年齢の子達と同じ空間で横浜市歌に合わせてダンスを踊る…。
踊りきったその瞬間、「ああ、横浜って素晴らしい。横浜に生まれてよかった」という気持ちになる。
こうして横浜愛は小学生の時にバッチリと築かれるのだ。
そしてその時に築かれた横浜愛なるものは揺らぐことなく、中学生、高校生、大人になっていくにつれて他の土地に訪れ改めて横浜の良さを再認識させられる。
我々横浜市民は新宿、渋谷、池袋、原宿などなど東京の代表的な街を歩いて、
「ああ、なんだ。全て横浜でこと足りるじゃないか。」と気づくのだ。
遊園地、水族館もコスモワールドと八景島シーパラダイスでこと足りる。
観光地は私達横浜市民が心の拠り所としているみなとみらい。
その他赤レンガ倉庫、横浜中華街、カップヌードルミュージアムなど例を挙げればキリがないが、要は横浜市内だけでも充分なのだ。
と、これまで長々と横浜愛について語ってきたが残念なことにその横浜愛が叩かれるのも無理はない。
これが横浜市民が叩かれるゆえんである。
しかし、私は周りからの攻撃には屈するつもりは無い。
これからも「出身は横浜です!」と声高らかに宣言するだろう。
大目に見てほしい。